自動車部品製造において、様々な工程でダイカスト離型剤、水溶性切削油剤などが使用されています。
また、後工程(塗装、メッキ、浸透探傷検査等)のため脱脂洗浄が行われています。
水溶性加工液の処分には廃水処理が必要となりますが、高濃度で成分的にも処理が困難なため社内処理が出来ず産業廃棄物処分となり膨大な費用が掛かっているのが実情です。
マツケンでは、防錆・防食、油水分離性に優れた洗浄剤と洗浄装置、乳化廃水処理の省人・省エネ化に貢献するUF膜自動廃水処理装置をご提案致します。
また、UF膜処理装置を利用した洗浄液の寿命延命化による作業効率向上・洗浄液コスト低減のご提案も可能です。
・ワーク形状・材質に合わせた最適な洗浄システムをご提案。
・付着物の種類や後工程を考慮した洗浄剤もご提案します
・ハード(装置)とソフト(洗浄剤)の両面をサポートします。
・自動運転による廃水処理の省人化。
・薬剤を使用しない物理的分離処理により塩濃度が上がらず処理水のリユースが可能。
・ダイカスト離型剤廃水、切削加工後の洗浄廃水および切削油更新液の処理で多数実績。
【自動車用エンジン製造における脱脂洗浄液のUF膜処理装置によるリユース】
採用前
・脱脂洗浄液への加工油等の混入により油シミ、油分残渣が発生し後工程に影響。
・洗浄性能を維持するため1回/月の洗浄液更新を実施(工数負担)。
・更液時の産業廃棄物処分費用膨大
採用後
・洗浄液タンク内の液をUF膜にて常時ろ過することにより、油分濃度の上昇を抑え長期間の洗浄性能を維持。
・洗浄液の汚染度が抑制され更液頻度が大幅に延長。
・更新作業工数、産業廃棄物および処分費が大幅に低減。
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