ＲＯ膜リサイクル装置

廃水処理装置

世界が抱えている水資源危機を僅かでも緩和するために…の取り組みとして
近年、温暖化の影響による干ばつが世界各地で起こっており水不足は深刻な問題となっています。
この世界的大規模な水問題を解決するという訳にはいきませんが、弊社の膜技術により、工場より廃棄される水を無駄にすること無く再利用し、僅かならでも水資源の保護に努めたいと考えます。

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工場における水資源の循環リサイクル化を実現
生産工程（特に洗浄工程）では大量に水を使用し、使用後は廃水となり、最終的には処理を行い放流（排水）されます。
日々使用することでことで消費される貴重な水資源を保護するため、ＲＯ膜を利用した高度処理で放流水より工程への給水を造水し、「繰り返し使用」することが可能です。

循環リサイクルフロー

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特長

放流水（工場排水）の５０～８０％を再利用

廃棄する水を純水レベルまで浄化し工場における循環リサイクル化を実現。

省エネ設計

低圧運転のためカーボンニュートラル（ＣＯ２削減）にも貢献。

省スペース設計

ユニット化によるコンパクトな仕様。

遠隔管理システム〔標準仕様〕による省人化

離れた場所から処理状況モニタリングおよび装置オペレーションが可能。

導入事例

輸送車両洗浄廃水

水道水使用料金の大幅コストダウン
【リサイクル回収率６５％】

（給水用の水道水使用量が３５％へ減量）

生産部品洗浄廃水

イオン交換樹脂再生費用の大幅コストダウン
【リサイクル回収率７５％】

（井水をイオン交換樹脂へ通液し純水を製造する工程からＲＯ膜再生水
の通液への切替による樹脂寿命向上）

提案事例（ＲＯ膜リサイクルテスト機による現場生産ラインでの検証事例）

【生産工程における洗浄水のリサイクル化による上水道使用料金の削減】

現状の姿

・洗浄水に上水道を使用
・洗浄廃水は凝集薬剤＋生物活性汚泥＋活性炭吸着による処理をし排水（放流）

検討の状況

・回収率：５０％
・回収水：上水道以上の水質（１ｍＳ／ｍレベル）

採用後の姿

・生産ラインにおける水資源の循環リサイクル化を実現
・上水道ランニングコスト大幅ダウン（２３,０００,０００円／年見込み）

仕様

型式	処理能力	膜モジュール	ユニット寸法	電力量
ＲＯ８－１２	１００ｍ³／日	１２本	Ｗ４，０００×Ｄ２，０００（ｍｍ）	１０ｋW／ｈｒ
ＲＯ８－３６	３００ｍ³／日	３６本	Ｗ４，０００×Ｄ４，０００（ｍｍ）	２５ｋW／ｈｒ
ＲＯ８－６０	５００ｍ³／日	６０本	Ｗ４，０００×Ｄ６，０００（ｍｍ）	５０ｋW／ｈｒ
ＲＯ８－８４	７００ｍ³／日	８４本	Ｗ４，０００×Ｄ８，０００（ｍｍ）	６０ｋW／ｈｒ

※放流水の状態（水質等）により処理能力は変動致します。