Blog

染料(製紙染料)の脱色

某特殊紙メーカー様で排出されている染料廃水を、当社製品で脱色するテストを行いました。

左が現状PACでの処理で、脱色剤を使っていないため処理水に色が残っている状態です。色が取れないため大量の水で薄めて放流を行っています。

右は当社の脱色剤とPACを併用して処理したものです。処理水から色がとれて無色になっているのがわかると思います。

染料の廃水にはPACなどの無機凝結剤だけで透明にすることはできず、何かしらの脱色剤が必要です。

 

廃水処理で脱色といえば「ベントナイト」が使われることが多いのですが、このベントナイトには次のような欠点があります。

①ベントナイトには、「がん原生物質」として知られる結晶質シリカが含まれます。法律により作業記録を作成し、記録簿を30年間記録することが定められています。

②ベントナイトは粉末で、使用時は水に溶かして使用します。補充作業の際に飛散し、作業員が吸引する可能性が高いです。

③ベントナイトは、そのものがスラッジ(汚泥)となるため、廃水に入れれば入れるほど重くなり産廃費が増えます。

 

当社脱色剤「エマルジョンブレーカー#1700」は、これからの問題を解決します!

当社脱色剤は・・・

労働安全衛生法をはじめとした法令に該当しません。安全に使えて管理も楽!

液体でそのまま使用できます。作業者は飛散に曝されることなく安全に、現場も綺麗な状態で使えます!

エマルジョンブレーカー#1700由来のスラッジ(汚泥)は発生しません。ベントナイト不使用で産廃費を減らすことができます!

 

まずはビーカーでのテストで必要添加量を確認します。染料などの着色廃水にお困りの企業様はぜひ当社にお声がけください!

ページ上部へ戻る