Blog

ノニオンによる処理困難な廃水

今回は接着剤廃水の処理でお困りのお客様で、弊社の薬品で処理を改善した事例を紹介します!

《現 状》

 廃水の種類 :水性接着剤廃水

 処理方法  :凝集分離(PAC添加 → 苛性ソーダで中和 → 高分子凝集剤添加) 

 問題点   :処理水が濁ったままで放流できない。

 

お客様にヒアリングしたところ、廃水中にノニオンが存在しているとのことでした。ノニオン成分は凝集処理で捕捉することはできず、上記の処理方法ではいくらPACを添加しても効果はありません。

そこでノニオンを捕捉するため当社の機能型エマルジョンブレーカーを提案しました。

 

《当社からの提案》

 提案商品  :機能型EB「#600-2L」

 使用方法  :現状の処理方法に#600-2Lを併用。

 結  果  :処理水の透視性が大幅に改善。(下記写真)

        左)従来の処理   右)#600-2L+従来処理

通常の凝集処理(無機凝結剤)だけでは捕捉できないノニオンですが、当社#600-2Lを併用することで処理が可能です!

今回は見た目で「処理水が濁ったまま」という分かりやすいお困りごとでしたが、「処理水は透明にできてるけどBODやCODが高く放流できない!」というケースでも改善できますので、処理水質でお困りのお客様は当社にご相談ください!

 

ページ上部へ戻る